今日、娘の学科の塾の面談に呼ばれて行ってきました。
大学受験に向けての話し合いで、我が家は美術大学を目指すと決めたので、
多分美術大学についての情報と知識は、私の方が
美大受験を約20年も見ているので詳しいと自負しつつ
でも、その事はわざわざ言うことでもないと、先生のお話に
耳を傾け、美大とはいえ勉強は必要!とのお話を
聞いてきました。
普段、創に来ている高校生の保護者の方が学科の塾で
どんな風に美大について聞かされているのか知りたかったのも事実で、、
で、我が家については、先生は画家になっても食べていけないだろうから
的なお話とセンター試験はこれだけは必要なお話しを、丁寧に聞かせてくれました。とにかく学科の勉強をしなさいと。
確かに最近の美大受験事情を見ていて、安易に入れてしまう
美術大学はほんと沢山あるし、下手したら数枚練習しただけで
合格できてしまう所もあり、それでは、大学入って4年間美術に
ついて学んでも具体的に絵を描く仕事にはつけないだろうなあと
思うのです。
実際昔ほど描けなくても、ほとんどの所に合格出来てしまいます。
けれど逆にそんな時代だからこそ、突き抜けて描ける画力を身につけたら
それこそ、その技術はいろんな所に通用するのではないかなと
ある意味今だからこそ画力をつけたら!と確信的に考えているんです。
美術を生業にしているので、娘には美術とは全く違う畑に
行って欲しいと思い、最後まで美大進学に反対していたのは
家族で唯一私自身で、最後の最後まで折れたくなかったのですが
摘んでも摘んでも出てくる芽を、これ以上摘み採れなくなったのと
果たしてそんなに得意でない分野で、凄くしたいわけでもない
仕事に就くために目指す大学で、受験勉強ははかどるのか、
はたまたその意欲でレベルの高い大学に合格できるのか
冷静に考えた時に、やっぱり、子どもが好きでやりたい!と思っている
事に向かって、家族一丸となって応援していく方が遥かに
効率的で勝ち目はありますよね! 遂に私も折れたというわけです。
というか分かってはいたのだけど、タイムリミットまではあがこうかなと
あがいていたんです。。
最終的に さかな君のお母さんの話から、
出過ぎた個性は潰すな!ですね(笑
でも、その逆で勉強は苦手だし、絵ならまだ描けるかな、、
位のある意味学科の逃げで、受験間際になって、美大を目指すのは絶対間違いで!
美大受験の練習!ほんとに美術が好きでないと1日に6時間とか絵を
描く実技練習、苦痛でしかないと思います!
それが嫌で、簡単に入れる美大に入ってもそれこそ、
美術に携わる仕事に就くのは難しいんです。
美術は才能というより、どれだけ好きかどうかです。
なので、ほんとに好きで好きでの方は、早い時期から家族で
本気で応援して東京芸大や、難関美術大学を本気で目指してみませんか!
東京芸大!私的には4〜5年の実技練習時間がいるかなと
考えています。創のジュニアコースに来てくれていて、
将来美大も選択枠にあるかな、、とお考えのご家庭のお子様には
小学校から、少しづつ美大受験に向けての絵画指導を始めて
います。
難関大学!ほんとに昔ほど難易度は高くなくなってきているので
むしろ狙い目です!
かつての卒業生に今の大学の現状を聞かせたら
みんな心底羨ましがると思います。
このブログ、美大を目指す高校生が読む方が多いのかな?
そんな学生の皆さんは、親御さんにこのブログの意見を
少し聞かせてみて、ご両親が1番の味方になってくれるように
頑張ってみて下さいね!
創に来てくれたら、私達は全力で実技指導を応援しますよ!