アート工房 創

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2016年8月30日火曜日

石膏取り


カナダのユーコン川というところで
熊やムースの足跡を石膏取りしました
こんな所でみんなに指導する機会があるなんて(笑)
面白かったです!


9月の授業は8/31からスタートです!


新学期、保育園の授業から、子ども達の授業がスタートしました!






9月は8/31水曜日からスタート!

9月の授業は8/31の水曜日から第1週目スタートです!

火曜日の、み9/6火曜日が第1週目になります。





2016年8月19日金曜日

夏期講習8/19 花・植物のデッサン

夏期講習会では恒例の、花・植物のデッサン。
普段の授業では日本画やテキスタイルの生徒以外は
なかなか描く機会のないモチーフですね。

そんなモチーフも大勢で描くと、相乗効果でみんなどんどん良い絵になります。
経験者が引っぱり、それに食らいついていく1・2年生が頼もしい今年です。

夏期講習も残すところ4日となったところで
皆の実力もめきめき上がってきましたので
今回のお花のデッサン、全体的にとてもよく描けていました。

それぞれに課題は見つかったと思いますので
手を休めることなく、描き続けてくださいね。

土日月と3連休になります。
最後の4日間に備えて、家でも何から描いていてくださいね。
すぐに手は鈍るのですよ〜。





それにしても皆の成長が日々感じられて嬉しいですよ。美術に関わって生きる為に、がんばりましょうね!

2016年8月18日木曜日

夏期講習会8/18 6時間デッサン

本日も、昨日に引き続き全員で6時間の静物デッサン。

やはり続けて描くと、めきめき上達しますね。観ていて楽しかったです。
今日はお菓子の箱を出題しましたが、中に更に箱が入っていて、個包装のクッキーが入っていました。
それをどこまで出して構成するか、が鍵となりましたね。

描ききれないのに全部出してしまうのも難しいですが、
貪欲に構成していた生徒がやはり上位にいきました。

今年は1,2年生や初心者の人も多い夏講です。
経験者の上手なデッサンを観て学べる今年はとても幸運なんですよ!
今は安定して上段にいる数人も、みんなスタートラインは同じでした。
諦めず努力を続けて、今の実力を身につけてきたのです。

特に入ったばかりの生徒や、なかなか上達しないなあ…と思っている人も
まず、あきらめないこと。
デッサンというのは一朝一夕でできるようになるものではありません。
そして上達のスピードにも個人差があります。
あきらめてやめてしまうのは簡単ですが、好きで始めた美術、ずっと好きなまま楽しめるように、そしてそれを生涯の仕事とできるように、
いま努力を惜しまない人が必ず残っていくと思います。

後悔のないように、いまの時期を過ごしてくださいね。


本日の1位



2位

それぞれに工夫がみられて、良いデッサンとなりました!
他のみんなも、きのうよりかなりよく描けていました!
明日はお花・植物のデッサンです。あまり普段描くことのないモチーフですので
ぜひ楽しんで、描いてくださいね。

2016年8月17日水曜日

6時間デッサン



お盆休みも終わり、今日から再スタートです。

今日のモチーフは、構成を考える勉強になるかな、と細々したものを出題しました。
こういう問題の場合、構成で経験値が出ますね。

どう構成して、どう空間を扱えば、かっこよく観えるのか。
これは受験のデッサンだけでなく今後の美術人生でずっと考えていくことだと思います。

講評でも言いましたが
わたしたちのデッサン力は、この時期に決まります。大学に入ったら、純粋にデッサンをすることはほぼなくなります。
もちろん他の分野で技術や見る目はどんどんついていくのですが、
画力ということで言えば、いまのまま、就職活動や作家活動に繋がっていきます。

大学に入ることが最終目的ではない、ということはわかっていると思いますが
今後どう美術と関わりながら生きて行くか、が
今のデッサン力にかなり左右されると言っても過言ではありません。

きっちりと基礎ができた上で、創造性をたのしみたい。
土台がない上に家が建たないのと同じです。
基礎的なものの見方、形の捉え方、構成力、を身につけるのがデッサンですから
自分の学部には必要ないから…とか、こんなモチーフ入試にはでないから…と
避けることなく
貪欲に、何でも描ける人になってください。
そして、客観的な目を養ってください。

今後、美術を通して
みなさんが活躍できることを心から願っています!

明日も6時間デッサン。モチーフ手渡しで、自分で構成する試験は多いですし
しっかりと描ききってくださいね。

個人的になにか相談したいことがある人は、遠慮なく声をかけてくださいね〜。

2016年8月10日水曜日

前期最終日 想定デッサン


創で本格的に美大受験の夏期講習会を始めた
最初の頃からしている課題。
キジの剥製の想定デッサン。
今年も色んなドラマが見られました。

なんで想定デッサン!??
と思われる方、これは、画面での白黒バランスを考える課題です。











こういうイメージ系の問題って、発想がわかない、、
絵が浮かばないって困っている子が毎年何人か現れます。
でもそこで、なんとかある知恵しぼって、自分なりに面白く
今の自分の実力でできる範囲でなんとか完成させる子と、
まいっか〜と、とにかく1日流してこなすだけで終わらす人と
色んなパターンがあると思うんです。

自分の受験にはイメージ画なんて出ないし、やる事に意味があるのかとか、
出来るなら逃げて終わらせたい。。的な。。

毎年受験生に話す懐かし話に、ムサ美の建築を目指していた子の話があるのですが、
その昔、タマムサの建築系に学部は、校庭内や室内のパースを描く試験が
でていた時代があるんです。デッサンというより、水彩の風景のような!?

でも、私的に、自分の受験内容だけの絵を延々描いていても、最終的に絵の上達に
限界があるよなあ、、と、思い、夏だけは、前科共通で、むしろ田舎の小さな画塾の特性を
いかして、みんなで同じ絵を描いた方が、各課の長所的な絵の表現を
違う課の人も取り入れることが出来るし、普段バラバラに絵を描いている子達も、
年に1ヶ月位は、比べ合うのは、田舎の子達にはとてもプラスになるよなあ、、と考えて、

そんな建築系の子達にも、夏の1ヶ月は日本画やデザインのデッサンの上手な子たちに混ざって、
一緒にデッサンしなさいと、その子達も合流させたんです。

でも、その時、建築志望の1人が、手のデッサンの課題の日の時に、
僕の学部で手のデッサンなんて出ないし、受験用の絵を描かせて欲しい!と私に
直談判してきて、でも私は、何がいるいらないでなく、ほんとに画力のある人は、
どんな問題でも、自分なりに噛み砕いて仕上げることができるし、そうする方が、
最終的に自分の実力をあげる事になるから、たとえ建築で手のデッサンが
出なくても経験しなさい!と一蹴したことがあったんです。

なんだかんだと納得はしてなかったかもしれないけど、彼は完成させて
そりゃあ、手のデッサンをメインにしてた子に敵うはずもなく、順位も下の方
になっていたと思います。その時は最後まで納得がいかなかったはずです。

でも、その年、なんと、武蔵美の建築の受験で、初めて、試験課題で手のデッサン
が出たんです!!

きっと大きな予備校で建築クラスに所属していた人達は、見たこともない課題に
お手上げだった人も多かったと思います。
そんな中で、その子は
上手な他の学部の子に混ざって、手のデッサンを1日していたおかげで、
高得点で武蔵美の建築に合格したのでした!  きっと私には一生頭が上がらないと思います
(笑)

結局大学側も、柔軟に色んな事が出来る 人材を求めたいと思っての
建築には対極の課題を出したんだと思います。
考える事はみんな一緒ですよね。

そんな風に夏の夏期講習は、1ヶ月の中に、これはしていてもらいたい!
これは徳島から美術の世界に旅立っていく子達に、きっと将来役に立つ!と
考えた1ヶ月の課題になっています。
なので、好きな課題とかを選んで数日来るだけでは、そんな折角の田舎での
経験できるチャンスを無くしていることになるので、なんとか皆さん!
せめて、難関美大を目指している人は、全日登校しませんか!
保護者の皆様!ご理解頂けませんか!
スポーツの部活の人が毎日練習するのと一緒です!
美術もガチンコ体育会系の世界なんです!才能は、基礎の画力を猛烈につけて
その先の先の話です。

昔昔言いますが、昔に比べて、全日登校してしてきてくれる子がほんとに減りました。

心が折れてこなくなる子が、チラホラいます。

でも、オリンピックを見ていても思うけど、ほんとに何かをつかもうと思ったら、
みんな血のにじむ練習をして、必死で夢を掴んでいませんか?

逃げるのは簡単。進路変えるのも簡単です。
でも美術の第一線で活躍できる人になりたいと諦めずに頑張りませんか!

そんな卒業生が、創には沢山いて第一線で活躍するイラストレーターになったり、
ゲーム会社でキャラクターデザインしていたり、
有名なお菓子のパッケージをデザインしていたり、活躍している人が沢山いるんです。

そんな子達は悔しい順位の日は泣きながらも、創の夏の夏期講習乗り切っていたんです。

そんな美術の分野で活躍する子が、これからも創から巣立っていきますように。。

スタッフ一同、心から応援しています!






美大受験、夏期講習会 各課別の日







前期も残すところあと1日。
段々疲労も溜まってきて、疲れてくる時期です。

あと1日!前期課題を終えたら折り返し地点。
頑張りましょう〜!

2016年8月5日金曜日

野菜のデッサン


本日の上位者作品







昨日の基礎デッサン1番!やべさん(^ ^)




夏の講習会はみんなの上達が見えるから嬉しいね(^ ^)



2016年8月4日木曜日

石膏デッサン


高3日本画、舞ちゃん!




中2 えむちゃん  初の石膏デッサン!
ここからどう上達していくのかな(^ ^)



平面構成と油絵




高校2年生の油絵、6時間


2016年8月2日火曜日

本日はビール瓶デッサン!

ビール瓶って、何気に超難しい形なんですよ、
何年も描いてる子でもなかなか完璧な形が取れない!
なので、今回は6時間で3本!一見少なそうだけど、
これがギリギリだったりするんですよね!




終わってから、みんなでどうすれば良かったか、1位の人の作品を囲んで
話あっていました(^ ^)



人の絵と比べられるって、とても良いことで、田舎ではとても貴重な時間ですね!



3時間デッサン

3時間デッサン2枚の日でした。







学校の美術室で描くデッサンと、美大受験予備校の
美大受験のエキスパートの先生の指導の元描くデッサンでは、
上達のペース、完成度、受験用の点数の取れる絵等々、
正直全然違います。
学校の先生方とは違い、美大受験予備校の先生は、それを専門に
ご飯を食べていってるので、当たり前ですが、確実に点の取れる合格出来る絵を指導します。

なので美術部で沢山絵を描いてきた、、、と
教室を訪ねてきてくれる高校生沢山いますが、みんな、創の夏の講習会に入ったら、
自分の絵の実力のなさに驚き、順位も最下位近くに自分の絵が行き、
愕然とすることがしばしばです。
これは昔からずっとある事なので私達は、特に驚きはしないのだけど、
当の高校生達は、ここで、折れてしまうか、次の日からこれはマズイと
数日しか予約してなかった子が、残りの夏休みは毎日きます!と
いっきに絵を描き出したりする子などなど様々います。
また、プロの美術の世界は、想像以上に自己主張の必要な世界で、
1人の世界でゆっくりする感じではなく、結構な社会性やコミュニケーション能力
が必要になります。
夏の、絵に順番が付くこの講習会にフェードアウトしていく子も毎年数名います。
趣味とプロは違います。野球と一緒でプロは勝たないといけないですよね。
なので、美大受験も絵に点数も順番もつくんです。

とにかく、趣味で美術部で描く絵と難関美大の受験の絵は、皆さんの
想像以上に違う事を少しでも早く知ってもらえたらなあと思います。

と、怖い話を色々しましたが、とにかくそれでも美術大学行きたい人は
とにかく部活動のようにがむしゃらに言い訳して逃げずに、予備校でデッサンを
描きまくることです。それが1番の近道です!

あっ、でも、それほどデッサン出来なくても合格出来る美術大学が沢山増えてきました!
でも、画力のなさは就職の時、就職してからの自分に返ってきますよ!
美術に携わる仕事につきたい人は、高校時代に1枚でも多くデッサンしておいてください。