アート工房 創

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2019年8月25日日曜日

東京藝術大学主催、油画デッサンコンクール


 











創には4人のベテランの先生がいます。そのうち2人は創の卒業生です。
みんな教室外でも様々なアート活動をしている、アートのプロ達ですが、
みえ先生は基本的に自分の作品作りはせず、
美術教育がメインで幼児教育と美大受験の実技指導が主な活動になっています。
生徒を通じて作品を作っていると自分では常に思っています。

そんなみえ先生ですが、この2週間は、東京に今の美大受験の情報収集を兼ねて
色々出かけてきました。

その中で今回は東京藝術大学の油画の受験生対象のデッサンコンクールなるものに、
高校生以上で年齢制限が無かったので申し込み、
行く寸前まで重い腰をあげるのが大変だったのですが、笑  
思い切って行ってきたのでした! 

やっぱり外から見てるより中から見た方が、
どういう指針で先生達が絵を見て評価してるのか1番分かりますよね

で、高校2年以来だから30年ぶりに木炭でデッサンしてきました 笑

お題は新聞を配られてその中から自由にモチーフを見つけ出し表現せよでした。
新聞の中身はアジアの政治がメインで、インドの宗教とか、
関心を持ってないと皆目深くは掘り下げて絵にはできない記事ばかりで、
その中で小さくキャンプ記事を見つけて、こりゃラッキーと、
我が家よくキャンプ行くのでその内容で絵にしてみました。

周りの高校生達は難しいお題になんとか絵にしようと必死な感じで
アイデアスケッチを同じ量で製作しなければいけなかったんだけど、
なかなか手が出ない感じで

まあ詳しい事は割愛しますね。
また興味ある方は聞いてください^_^

で、次の日が講評日だったのですが、そう順位が付くんですよ 50人中で  笑

A→  a → B → b → C → c

のランクでラージAから
スモールcまで

今回はラージA 該当者はおらず
スモール a が4人、その次にラージB が7人だったかな?
そんな感じで上から並んでいて

講評室に朝入って行った時、自分の絵がぱっと見て見つけられなくて、
あーーやっぱり古臭い絵で端っこに追いやられちゃったかなーーと
がっかり見て行ったら
なんとなんと上位7枚だけ別場所に置いてあり、
そこに私の絵が入っていたのでした 笑笑
上位4人の次のラージBでしたが、30年ぶりのデッサンで、
講評を聞きに来ることが目的だったので十分でした  😊

で順番に教授が講評していき12人位までで時間切れで
午後からは助手の人達が50人全員の講評をしていく感じだったので、
私は教授の先生からの講評もゆっくりしてもらえて、
十分実りある時間を過ごす事ができました。

具体的に得た評価の仕方、藝大が求めているものについては、
ここに描くには長くなり過ぎるので、これから授業で創に来てくれている高校生達に
目一杯還元していこうと思います。

やっぱり中に入らないと気づかなかった、知らなかった事はいっぱいありますね。

いつも創の講評で、高校生達に、「そこにそれを描いた理由は?、その色を塗った理由は?」
とよく聞いているのですが、
実はそれがとても重要でむしろ私の理由は?の質問は足りない位で、
もっと深く理由を藝大では一人一人に聞いていました。

なので私もこれからは今まで以上に生徒達に聞きまくろうと思います!

といわけで、月曜日からまたパワーアップして、みえ先生講習会指導頑張りますね!

30年ぶりで、もう間違いなく
人生最後の私の木炭デッサン   笑笑
自分にとっても、もうない事なので記念に上げさせてもらいます     (*^_^*)