アート工房 創

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2016年8月2日火曜日

3時間デッサン

3時間デッサン2枚の日でした。







学校の美術室で描くデッサンと、美大受験予備校の
美大受験のエキスパートの先生の指導の元描くデッサンでは、
上達のペース、完成度、受験用の点数の取れる絵等々、
正直全然違います。
学校の先生方とは違い、美大受験予備校の先生は、それを専門に
ご飯を食べていってるので、当たり前ですが、確実に点の取れる合格出来る絵を指導します。

なので美術部で沢山絵を描いてきた、、、と
教室を訪ねてきてくれる高校生沢山いますが、みんな、創の夏の講習会に入ったら、
自分の絵の実力のなさに驚き、順位も最下位近くに自分の絵が行き、
愕然とすることがしばしばです。
これは昔からずっとある事なので私達は、特に驚きはしないのだけど、
当の高校生達は、ここで、折れてしまうか、次の日からこれはマズイと
数日しか予約してなかった子が、残りの夏休みは毎日きます!と
いっきに絵を描き出したりする子などなど様々います。
また、プロの美術の世界は、想像以上に自己主張の必要な世界で、
1人の世界でゆっくりする感じではなく、結構な社会性やコミュニケーション能力
が必要になります。
夏の、絵に順番が付くこの講習会にフェードアウトしていく子も毎年数名います。
趣味とプロは違います。野球と一緒でプロは勝たないといけないですよね。
なので、美大受験も絵に点数も順番もつくんです。

とにかく、趣味で美術部で描く絵と難関美大の受験の絵は、皆さんの
想像以上に違う事を少しでも早く知ってもらえたらなあと思います。

と、怖い話を色々しましたが、とにかくそれでも美術大学行きたい人は
とにかく部活動のようにがむしゃらに言い訳して逃げずに、予備校でデッサンを
描きまくることです。それが1番の近道です!

あっ、でも、それほどデッサン出来なくても合格出来る美術大学が沢山増えてきました!
でも、画力のなさは就職の時、就職してからの自分に返ってきますよ!
美術に携わる仕事につきたい人は、高校時代に1枚でも多くデッサンしておいてください。