私の美大受験時代は、団塊ジュニア世代で子どもが多かったので、
東京の美術大学の倍率は東京藝大で40倍、多摩美、武蔵美も20倍近くなんて
ザラにあった時代です。
で、そんな時代に、運良く多摩美に滑り込んだ私でしたが、
私が入学した年は、徳島から東京の美大に行った子はほんの数名。
多摩美、武蔵美に関しては徳島から私だけでした。
一見嬉しい話の様ですが、同郷の仲間が全く居ない、実は寂しい事も
度々だったんですよね。。(T-T)
他の人は、同じ都会の大手予備校出身同士とかで一緒に入学してたり、
早稲田大学とかだったら稲門会っていう徳島の人達の会があったりするんですよね!
なので、最初友達が大学にできるまでは、ホント寂しい事がいっぱいでした。
標準語で頑張って喋らないと伝わらないし、女子校出身の子達とは、
何か違う空気が流れてるし 笑 友達作りが大変で。。。
今年のコロナ禍で、まだ友達が出来ないで、1人都会にいる、
そんな大学生が全国にいるんじゃないかと、昔の自分を思い出すことがしばしばなんです。
そんな中、今年多摩美、武蔵美に受かって、最近東京に旅立った子達から、
一緒に今夕飯食べてます!😊とか、今みんなで集まってます😆とかの
画像が女の子のグループや、男の子のグループでLINEで送って来てくれる事が
何回かあり、その画像を見ながら、これが私が1番したかった徳島での
美大受験教室の運営理由だった気がするーーー(T-T)と
とっても嬉しい気分で、心が満たされる感じでした。
そうなんです。私がほんとにほんとに羨ましいと思った大学時代の光景
それが、私の教室で出会った子達が、都会に行ってしているのが
ほんとに感慨深いんです。
もちろん新しい友達も沢山作らないといけません!
でも、何かあった時に同郷から一緒にやってきた仲間が居るって、
そんな心強い事はなんですよね(T-T)
なので、田舎からどこにも画塾に所属せずそのまま大学に入る人も
今の時代だと結構出来ちゃうかもしれませんが、
地元の画塾に所属するって事は、勉強の塾と違って、
同じ同郷の数少ない美術仲間を作れる機会にもなるし、
その後の徳島に帰って来た時に、地元での美術の活動の仕方を、画塾の先生や先輩からいっぱい
情報として得られる事があるんです。
もちろん、私達先生もこうやって活動していけば、徳島でも作家活動していけるよ!とか
材料はここで揃えられるよとか、卒業後もどんどん応援しまくりますし、
今活躍している超有名なOBとかも入っている、100人近いメンバーの
創のOBグループLINEに卒業生は毎年招待してるので、、個展情報アップしあったり、
アート工房創は美大受験コースは単なる塾と考えていないので、
その後に繋がる人脈作りも考えて、画塾の存在を見てみてもいいと思いますよ。
人と人の繋がりって、そんな広くない美術の世界では、とても大切だと思います。
徳島から美大受験!と考えているみなさん!
よかったらぜひ、創を覗きに来て見てください😊